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今日の読書メモは
城村典子著 本を出そう、本を出そう、本を出したら どうなった?(みらいパブリッシング)
ライターという仕事柄か、性格なのか、これまで「文章術」や、作家・ライター視点から書かれた「出版本」を読んできました。ライターを職業にするきっかけになったのも、ブックライターの上阪徹氏の著書でした。
『職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法 単行本 –』
まさに人生に迷っていたタイミングに出会い、初版で購入し、出版記念セミナーで人生が変わったのでした。(まだJAXA勤務だった時代ですね。懐かしや)
話を戻して。
意外にも、城村さん初の著書とのこと。
本を読む前に、城村さんのYouTubeをチラッと視聴しておくと、文章のリズムや呼吸、メロディーの下地を自分の中にインストールしておけると思います。そうしてから読むことで、「行間」というか、「空気感」を楽しむことができると思います。(私はできました)
肝心の内容ね。
・著者として「発掘してもらう」方法
・原稿作成中に起こりがちなトラブルと、出版社サイドの思惑
・出版というのビジネスモデルや業界の慣習
・(出版後)在庫がなくなってもなかなか増刷がかからない理由
などなど、
知っていると自分の権利やメンタルを守り、出版社や担当編集者と最後まで良い関係でい続けるための勘所をつかむヒントが惜しみなく詰め込まれていました。
この本を読んでも、「正しい日本語」や「てにおは」テクニックの向上、売れる企画の切り口は見つかりません。
人によって、立場によって実は異なる「誠実な姿勢」がちゃんと噛みあうようなる、文字になっていなかった情報が書かれています。
この本を読んで、「著者になりたい」と強く思うようになりました。まずはできるところから、歩を進めていこうと誓ったのでした。
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